いい醤油を使ってみたいと思いつつ、そもそも
「どうやって探せばいいのか」
「どうやって選べばいいのか」
数が多すぎて途方にくれたことはありませんか?
そこで今回は全国の醤油を集め、販売しているお店が東京・銀座にあると聞いて行ってきました!
全国各地の醤油が一同に集結!
全国の醤油が一同に介しているお店があるということで伺ってきたのは、東京・銀座の『職人醤油』さん。
なんとこちらのお店、100mlサイズの醤油しか売ってないのです!!1本あたり350〜500円程度です。
『職人醤油』さんでは、昔ながらの手法を用いた、自然の中で製造している醤油にこだわっています。
300以上の蔵元を訪ね歩いた代表の高橋さんが、その中から50種類程度に厳選。醤油のプロが選んだものを少しずつ試すことが出来ます。大きなサイズを買って失敗した!なんてことがないのも嬉しいですね。
さて、銀座の直営店では「こんな味わいのする醤油を探してます」と相談すると、とことん試食(試飲?)をさせてくれます。
私が松屋銀座に行ったときには代表の高橋さんが店頭に。直接、お醤油のことに関していろいろと教えていただきました。
まず醤油は大きく分けて6種類あるんだそうです。
今回は「醤油の基礎を学ぶ」のが目的だったので、それぞれ試飲しました。色も味も、それぞれ全然違う!
高橋さんの話によると、最近はラーメン店からの問い合わせや購入が増えているとのこと。確かに、どの醤油を使うのかどうかがスープの決め手になりますもんね!
飲食店で試したい醤油を全部1リットルサイズで買うとなると、かなりの経費が必要になってしまいます。そして使わなかったときの処分も一苦労。納得いくまでスープの試作を繰り返すラーメン店にとっては、使い勝手がいいと評判だそうですよ。
では反対に、醤油初心者はどうやって選んだらいいですか?と聞いたところ、「いきなり6種類揃えるのではなく、まずは濃口・うす口・再仕込みを持っておくのがおすすめ」なんだそうです!
濃口は万能なので、基本的にどんな料理にも使える。うす口は、素材の持ち味を活かしやすいのと、色が淡くて料理の見た目がキレイ。再仕込は旨味が豊富なので、料理の最後に少し加えて、味に深みを出す。
その教えにならって、濃口・うす口・再仕込を、さらに3種類ずつ試食しました。ここまで来ると、あとはもうどれが好みかが決め手です。
たぶん40分で20種類くらい試食して、すごく悩みましたが・・・
悩み抜いてこちらの3本を購入!
お店の料理との相性や好みがあるので、まずは味見をしてみてお気に入りを見つけてくださいね。
『職人醤油』松屋銀座店・店舗情報
住所:東京都中央区銀座3-6-1松屋銀座 地下2階
最寄り駅:東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線「銀座駅」直結/JR「有楽町駅」徒歩8分
営業時間:10時〜20時まで