「ロゴ」と聞くと、企業やブランドショップが使用しているイメージがあるかもしれません。
しかし、飲食店をブランドとしてもっと世に広めたいと思ったら、お店のロゴを作ってみるのがおすすめです。
本記事では、飲食店がロゴを持つことの重要性や効果、ロゴの作り方、店内やSNSでの活用術などをお伝えしていきます。
Table of Contents
飲食店のロゴってなぜ必要?どんな効果があるの
飲食店のロゴがあるメリット
飲食店における「ロゴ」は、お客様にお店の存在感をアピールするのに効果を発揮します。
印象的なロゴを見た人がお店の存在を覚えてくれたり、「どんな雰囲気か」「何を食べられるのか」「どんな客層向きのお店なのか」など、ロゴからお店のイメージを汲み取ってもらえば、飲食店の「ブランディング」に役立つのです。
ロゴが与える印象でお店のイメージを伝えられる
ロゴは色合いや形、どんなフォントを使用するかによって、ひとめでお店のイメージをお客様に伝える手段でもあります。
暖かい印象の居酒屋であれば「赤」や「オレンジ」、スタイリッシュな雰囲気のバーであれば「黒」や「グレー」を取り入れるなど。
また、曲線を使い、女性が訪れやすい柔和な雰囲気を演出するなど、意図したイメージを伝えられるようなロゴができるといいですね。
飲食店のロゴの作り方
「ロゴ作成」は、プロのデザイナーに任せることが一般的な、専門性の高いスキルです。
最近では「ココナラ」などのスキルシェアサービスで、比較的安価にデザインの依頼ができるようになりました。
「自分で作るのはちょっと……」という方は、ぜひプロにお任せしてみてはいかがでしょうか。
▶︎ 「ココナラ」
自分で作ってみる!という方は、ロゴの色彩やフォント、図案の選定から始めましょう。
飲食店の特徴、コンセプトを改めて洗い出し、お店のイメージを伝えられるロゴを目指しましょう。
ロゴデザインの基本ステップ①コンセプトを明確にする
まずは、飲食店のコンセプトや特徴を明確にするために、紙などにすべて書き出してみましょう。
次に書き出したお店の情報に適した色やフォント、図案などの案をスケッチしていきます。
選んだ要素を組み合わせて、バランスを考慮しながらデザインをしていきます。
ロゴデザインの基本ステップ②ロゴに適した色やフォントを選ぶ
飲食店のロゴに使用する色彩やフォントは、ブランドのイメージを決定づける重要な要素です。
暖色なや丸文字など親しみやすいフォントは、カジュアルな飲食店に適しているかもしれません。
一方で、高級感を演出したい場合は、落ち着いた色調や洗練されたフォントを選ぶことがポイントです。
ロゴデザインの基本ステップ③コンセプトに沿ったデザインをする
飲食店のブランドコンセプトを取り入れたロゴを作成するには、デザイン要素の組み合わせが重要です。
たとえば、特定の食材や調理法を象徴するアイコンを取り入れることで、店舗の特徴や個性をロゴに反映させることができます。
また、顧客に強い印象を与えるためには、なるべくシンプルで覚えやすいデザインに仕上げるのもポイントです。
これらのデザインは以前まで「Illustrator」「Photoshop」などの有料ソフトで作られることがほとんどでした。
しかし最近では、「Canva」など、無料で使えるオンラインのグラフィックデザインツールを活用して、初心者でも比較的簡単にそれらしいデザインが作れるようになりました。
パソコンが苦手な方でも直感的に作業できるので、ぜひ一度「Canva」を使ってみてください。
メニュー表やイベントフライヤー、ちょっとしたおしらせなんかもかっこよく作れるのでとてもおすすめです。
ロゴを使って作れるものいろいろ
お店のロゴができたら、あらゆるところに活用することで、ブランドの浸透を促進できます。
例えばメニュー表や、看板などの店内装飾はもちろん、「suzuri」や「オリジナルプリント」などを使って、ロゴを取り入れたオリジナル商品などを作ってみるのも楽しいですね。
ロゴをあちこちに散りばめることで、お客様が視覚的にお店や商品を認識しやすくなり、お店を思い出してくれる可能性も高まります。
▶︎ 飲食店のおすすめ集客方法12選|求める客層に応じてアナログとデジタルを使い分けよう
ロゴを使ったSNS活用術も!
飲食店のSNSを運営している方は、ぜひここにもロゴをどんどん使っていきましょう。
ブランド認知度を向上させる効果のある「ロゴ」、新たなお客様を獲得するための有効な手段にもなります。
ロゴを使ってお店の魅力を効果的に伝え、集客やフォロワーの増加を目指しましょう!
ロゴをSNSプロフィールに使用する
店舗のSNSプロフィールの画像にロゴを使用することで、ブランドの視認性を高めます。
見た目にインパクトのあるロゴは、ユーザーがSNS上でお店を認識しやすくなり、まだ足を運んだことのない方の興味を惹くこともできます。
ロゴを投稿などのコンテンツに組み込む
ロゴを使用した投稿やリールなど、コンテンツを作成することで、お店のイメージを保ちながら、フォロワーとの関係作りができます。
特にロゴを使ったメニュー写真や店内の様子など、ひとめでわかる「ロゴ」を利用した、ひとめで「あのお店だ」とわかる投稿はおすすめです。
ロゴを活用したキャンペーンやイベントの宣伝
お店でイベントやキャンペーンを行う際には、ロゴを取り入れたポスターを作成し、SNS上でも共有しましょう。
店頭だけでなくSNSでも、ロゴを活かした魅力的なコンテンツ作りを心がけて、オンラインコミュニティを活性化させれば集客にもつながります。
飲食店のロゴ作成は少し大変ですが、一度作ってしまえば、店舗やSNSなどでずっと使えます。
まだお店のロゴをお持ちでない飲食店オーナーの方は、ぜひロゴ作成を検討してみてはいかがでしょうか。