もう1週間もすれば年末年始。お休みモードになりますね。そのおやすみモードから開けた年始、オフィスや学校で繰り広げられる話題。
それはどんな飲食店でどんなメニューを堪能したかなど、イルミネーションさながらのキラキラした話題で一杯です。
そして期待が高いからこそ、期待外れなことがあると、がっかり感も高くなってしまうのです。
そこで今回は飲食店で働く方に知ってほしい、お客さま目線の「もう二度とこの飲食店に行きたくないと思ったワケ【食べ物編】」を紹介します!
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お客さま目線!こんな料理を出されるとリピートはしない!
①食材が乾いていた。
ビュッフェ形式のお店に行ったとき、あれやこれやいろんなメニューを取り分けるってとても楽しい!どれを食べようかな、あれもいいな、とワクワクしている時、ショックを感じてしまう時があります。
それはよく見たら食材が干からびていたり、ひどいところではお皿にはりついていたりしてしまうお店です。また、ごはんものの提供があるところでは、ご飯が既に固くなっていて、団子状になっているお店も。これは回るお寿司でも同じ経験があります。
お客さんの入れ替わりが激しいお店だと管理するのがとても大変。どうしても回転の鈍いメニューをそのままにしてしまうことも。だとしても、提供されているメニューにはなるべくすべてに目を配れるように出来るといいですね。
②あたたかいメニューなのに、冷めた(ぬるい)料理が出てきた。
料理がぬるいとボルデージが下がる、というのは一説によると日本人ならではの感覚なんだとか。とはいえ、やはり温かいメニューが湯気もなく、すでに冷め切ったお料理を出してしまうと興ざめさせてしまいます。
少し目を離してしまった間に仕込んでおいた料理が冷めてしまった、なんてこともあると思います。しかしお客さまに提供する時は温かいものは温かく、冷たいものはしっかり冷えた状態でお客さまに提供しましょう。
3.盛りメニューの具がめちゃくちゃ小さかったとき
これは揚げ物に多いようですが、食べてみたら衣ばかりで中身がびっくりするくらい小さかった時。これは本当にがっかりさせてしまいます。
「がっかり」が行き過ぎると悪評がついてしまい、飲食店経営をする側にとって”命取り”になってしまうことも。見た目に拘るのはもちろん大切ですが。見た目だけでなく中身にもしっかり目を配りましょう!
4. 炭酸が抜けてしまっていたとき
これは主に居酒屋で多いのですが、ビールやカクテルの炭酸が抜けてしまっている時。
ガスボンベの発注をついつい忘れてしまうなどした時は素直にメニューから抜いてしまうか、近くのスーパーなどから炭酸水を買いに行きましょう・
5.別の「何か」が混入していた
パフェを食べたとき、入っていないはずのシリアルが下の方に混入していたことがあって、何気なく店長さんに確認したら「食器の洗いが出来てなくて、以前の食べ残しが入っていたまま」なんてことが。
食器によっては洗うのに手間がかかってしまうものもありますが、それでも食べ残しや油汚れの残ったものを提供しないように気をつけましょう。
6. メニューを店員が把握してなかったとき
「本日のおすすめは何ですか?」
「このメニューってどんな感じですか?」
「辛いの苦手なんですがどのくらいの辛さですか」などなど。
メニューをみながらお客さんはどれにしようか本当にワクワクしています。そこで専門家としての店員さん、スタッフさんにアドバイスを求めることって意外と多いです。
そのときに答えられない、わからない、となるとお客さまを不安にさせてしまいます。とはいっても新しいスタッフや派遣のスタッフにオーダーを取ってもらうのは難しいです。お客さまを不安にさせてしまうこともあるので、役割分担を上手にしましょう。
7. 同じメニューでもクーポン利用すると・・・。
行ってみたいお店を気軽に利用するきっかけとしてとても便利なクーポンサイト。一時期話題にもなりましたが、クーポンサイトで結構がっかりさせてしまうことが多いようです!
クーポンで新規のお客さまを集めてその中からリピート客を増やすはずが、クーポンを出さないとお客さまが来ないお店になってしまった、なんてことも。
クーポンサイトを行っているお店のメリットはおちろん「集客」効果。クーポンで来てくれたお客さまにまた来てもらえたら、お店の売上も安定します。クーポン頼りのお店にしないためにも、クーポンを利用してきてくれたお客さまを大切にしましょう!
おわりに
今やお客さん側も目が肥えてきています。ただ「安い」「おいしい」だけでなく、雰囲気やサービス、居心地のよさなどもお店作りには大切なポイント。
宴会でにぎわうこの時期だからこそ、今回ご紹介したことを意識してみて下さい!