今回は、以前したビールサーバーの話に引き続き「ビールの温度設定」についてレポートしてみたいと思います!
実は、生ビールを提供する時、ほんのひと手間加えるだけで、ものすごーく美味しい生ビールになるんです。
前回に引き続き教えてくださったのは、酒類業務用卸の塩田屋さん。塩田屋さんでは、飲食店さんにビールサーバーを設置する際に、美味しいビールの注ぎ方のレクチャーもしてくださるとのこと。
では、さっそくスタートしましょう!
突然ですが、みなさんのお店では「温度カード」を正しく活用していますか? ビール洗浄の仕方は知っていても、「温度カード」の使い方を知らない方もいらっしゃるのではないでしょうか?
生ビールを注ぐときのガス圧は、ビールのおいしさを決める大事な要素のひとつですが、樽の温度によって設定すべきガス圧は変わるのです。
だから温度カードを使って正しいガス圧に調整できるようにしましょう!。
体温が伝わらないように、カードの端を持ちます
樽の下から1/3程度の場所に10秒ほど当てて、樽の温度を測ります
温度の表示の下に出ている数字が炭酸ガスボンベで設定するべき、正しい圧力の数値です
簡単な作業ですが、あなどるなかれ!ビールの温度管理をきちんと行わないと、大きな気泡だらけのマズいビールになって、お客さんが逃げてしまうかもしれません!
気泡だらけのビール、美味しくなさそうですよね……。
意外と簡単にチェックできるビールの温度管理。
大事な基本、しっかり守って「もう一杯!」と言わせる美味しい生ビールを提供しましょう。
次回は、おいしい生ビールの注ぎ方を特集します。
どうぞお楽しみに♪
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記事:『パーフェクトビール』とは?
※当記事は、2013年9月18日に公開された「[取材記事] 泡が粗い生ビールを出す飲食店はお客さんが逃げる!?」のタイトル・内容を一部編集したものです。