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【サンチェス日本酒日記】お客様に日本酒をこう伝える!おすすめのノウハウ大公開!

どうもー!サンチェス下田です!
もう3回目ともなれば皆さん僕のことを覚えて頂けましたか?
前回までで僕の日本酒への愛はかなり伝わったと思っているのですがいかがでしょうか?

この「サンチェス日本酒日記」は僕の日本酒愛をお伝えすると共に、もっと多くの飲食店が日本酒を導入するきっかけになればいいなと思って書いています。

今回はfavyの運営する焼かない焼肉屋『29ON』でどのようにおすすめしているか実際にご用意している日本酒を例にお話したいと思います。

日本酒をおすすめするときに話しているのはこんなこと!

favyの運営する『29ON』では、コースをお出しするときに、料理の説明だけでなく、日本酒についても詳しくお話しています。

そのお酒の飲み方はもちろん、名前の由来や蔵元さんの話、日本酒ができるまでの作り方など様々な豆知識をお話することでお客様から「コースを倍楽しめる!」という嬉しい声を頂くこともよくありますよ。

では、実際にどんな日本酒をどのようにおすすめしているか例を2つご紹介していきましょう!

実際に『29ON』では日本酒をどう説明しているかを大公開!

まずご紹介するのは、『桃色黒とんぼ』!

可愛らしい瓶のデザインや名前を見て、この日本酒に興味を持ってくださるお客様が多いので、このお酒は名前の由来についてお話しています。

「桃色黒とんぼ」を作っている蔵元さんは”酒造りは米作りから”という信念を持っていて、自分の田んぼでお米の段階から日本酒を作っているんです!

名前の”桃色”というのはお米の稲穂の先にあるノゲという部分の色から、そして、”黒とんぼ”というのは蔵元さんの持つ田んぼの上に数え切れないほどの黒とんぼが飛んでいることからこの名前になったんだとか!
僕も田んぼを一度見に行かせてもらったんですが、数え切れないほどのとんぼが飛んでいましたよ!

オススメの飲み方はこう伝える!

日本酒は「冷で飲みたい」「熱燗で飲みたい」とこだわりを持っていらっしゃる方が多いので、オススメする飲み方の理由を詳しくお話するようにしています。

「桃色黒とんぼ」は大体45℃〜50℃くらいのぬる燗をおすすめしていますが、それは”生酛(きもと)造り”という作り方をしているからなんです。

“生酛”(きもと)とは、日本酒の発酵時に蔵にある天然の乳酸を自然に飛び込ませ、発酵を促進させる作り方です。
天然の乳酸を飛び込ませると、味わいがキリッとして酸が強く、お米の味を強く感じるお酒が出来上がります。

冷や常温で飲むと酸が強いため、人によってはクセを感じるんですが、燗酒にすることでお米の持つ甘みや旨みがフワっと香るんです!
お肉と一緒に口に入れるとお肉の旨みもしっかりと引き出してくれますよ。

 

バレンタインデーの営業時に助けてくれた「神亀」!

お酒自体の紹介以外に日本酒を使ってお客様とコミュニケーションをとったエピソードを話させてください。

こちらの「神亀」は米自体の甘みや旨みが存分に引き出されている日本酒で、燗にするとビターなホットチョコレートのような香りがするんです!
実は、バレンタインデーの日『29ON』にカップルのお客様がたくさん来てくださったんですが、たまたま男性スタッフしか出勤していない日だったんですよ。
皆さんデートで利用して頂いているのになんだか申し訳なくなって、「神亀」を僕らからのチョコレートと言ってお出ししたんです。笑
お客様からは「本当にホットチョコレートみたい!」と大好評でした!
この日は「神亀」に助けられました。

「神亀」はコースの最後に脂の多いお肉とおすすめする!

『29ON』では、こちらの「神亀」はコースの終盤に脂の多いサーロインの塊肉や赤身肉と一緒におすすめしています。

なかなかパンチのあるお酒なんですよ。
パンチの秘密は60日ほどじっくり発酵させる山廃という製法に加え、2年程熟成期間を経るいわば古酒であること。
古酒ならではのまろやかさと、山廃由来の力強い乳酸、米の太い旨味の3点のバランスがとれた日本酒ができあがるんです。

脂の多いサーロインや鉄分を多く含む赤身肉と酸の強い「神亀」は相性が良く、お肉本来の旨みを引き立ててくれるんです。
ボリュームのあるお肉にガツンとした「神亀」を合わせて、口の中にじんわりの旨みの余韻を残すって最高の食事の締め方だと思いませんか?

一緒に日本酒を愛する人を増やしませんか?

いかがでしたか?お肉に合わせて日本酒をお出しするときに実際にお話していることをご紹介しました。

ここでご紹介した情報はほんの一部ですが、日本酒って本当に知れば知る程奥が深い!
『29ON』には普段あまり日本酒を飲まれないお客様もいらっしゃいますが、お酒の豆知識やルーツなんかをお話すると、それまではビールやワインとお肉を楽しんでいた方も「日本酒を好きになるきっかけになった!」と言って頂くこともありますよ。

ぜひみなさんも試してみてくださいね。