「いよいよ独立して自分のお店をオープンさせるぞ!」
飲食店開業や店舗拡大をする際、まずは物件探しから始める飲食店さんも多いと思います。「飲食店を開業するなら、居抜きを使うといいよ!」なんて言われたことはありませんか?
何度か聞いたことはあるけどイマイチよく分からない”居抜き”と”造作”。今回はこの”居抜き”と”造作”についてご紹介したいと思います!
目次
「居抜き」・「造作」とは?
飲食店の物件探しの時によく聞く”居抜き”と”造作”。”居抜き”の意味はなんとなく分かるけど”造作”はあまり馴染みがない、なんて方も多いのではないのでしょうか。
「居抜き」とは、以前利用していたお店で利用していた設備、調度品などをそのままで物件を明け渡す事を言います。ラーメン屋さんのあとにラーメン屋さんが出来るのも、この”居抜き”を利用してお店を開店しています。
そして「造作」とは、建物内部にある内装や外装、設備などをひとまとめにしたものです。
飲食店で言えば、厨房・空調設備やテーブル、内装が「造作」であり、それらがそのまま残っている物件が「居抜き物件」です。
「居抜き」の設備、費用は負担するの?
「居抜き物件」の内装の設備(造作)の利用費は、前テナントの売渡し契約状況によって異なります。
なので「居抜き物件」で物件を借りる場合は内装や設備費用を負担しなければいけない「リース契約」ときもあれば、負担しなくても良い場合があります。負担しなくていい場合は、賃料のみで「居抜き物件」を借りることが出来ます。
「居抜き」の契約をする際は物件の賃料だけでなく、しっかりと設備費用についても確認しましょう。
設備のリース契約って?
「リース」とは、設備などを購入した企業が利用者に対して、長期にわたり貸し出すことを言います。
「居抜き物件」で内装や設備がリース契約の場合、設備も物件と同様に「借りる」ことになり、毎月物件と同様に賃貸料を払う必要があります。
「居抜き」で借りるメリットはあるの?
「居抜き」の場合、内外装のリフォームや看板などの変更はもちろん必要ですが、設備部分の投資費用の大部分を抑える事ができます。
また、新たに店舗を建てるなどの工事を行うのに比べ短期間でオープンできますので、相対的に見てコスト削減を図ることができるでしょう。
居抜き物件はどうやって探すの?
新しく飲食店開業をする場合、営業許可の申請など準備することも多く、不動産業者を足でまわるのは至難の業です。
飲食店の物件情報をとりまとめた専門サイトもありますので、インターネットを上手に活用しながらお気に入りの物件を探しましょう!
居抜き物件検索サイトまとめ
「居抜き物件」を活用して自分のお店を新たにオープンさせようという方は、こちらのサイトを参考にしてみて下さい!