11月の旬の食材をまとめてみたよ。新メニュー・季節メニューの参考に!

四季折々の旬の食材をご紹介。
今回は11月に仕入れたい旬な食材をピックアップ!
「秋の味覚」を活かしたメニューで11月を乗り切りましょう!

まずは野菜からご紹介!

ゴボウ (伊:サルシファイ)

11月が旬のごぼう
11月〜2月までがゴボウの旬の時期となります。この時期の泥付きゴボウは旨味が強いです。
4〜5月の新ゴボウは旬のゴボウに比べて香りが豊かで、繊維が柔らかい一味違った風味が楽しめます。

かぼちゃ (伊:ズッカ・仏:ポティロン)

かぼちゃの写真
夏にかけて収穫を行うかぼちゃですが、
2・3ヶ月ほど寝かせることでさらに甘みが増し、この時期が一番食べごろなんだとか。

粉山椒 (伊:ジャッポネーゼペーペ・仏:ポワブルジャポネ)

11月は山椒の中でも粉山椒が旬
日本料理を中心に料理のアクセントとしてよく使われる山椒は部位で旬が異なります。
11月はその中でも粉山椒が旬の時期になっています。
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鰻や蒲焼きに必須な粉山椒は11月からが旬です。
夏の終わりに熟した山椒の実を乾燥させ、皮を粉末にしています。
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ちなみに熟す前、青い実がついている状態の実山椒は6月が旬。
山椒の中では一番強い香りと辛さが強いです。
茹でてアク抜きをすれば長期間の冷凍保存が出来ます。
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そして山椒の花の部分に当たる花山椒が旬を迎えるのは4月〜5月の短い間。
とても優しい味わいなので和食との相性が抜群です。

花椒 (中:フォアジャオ・伊:アニーチェ・仏:アニス)

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こちらは花椒です。
国産の山椒に対して、花椒は中国産。
山椒以上の香りと辛さが特徴で、麻婆豆腐の味の決め手は花椒にあるそうです。

百合根 (伊:ジーニョ・仏:リス)

百合根の旬は11月
栽培に6年かかると言われている苦味の少ない食用の百合根。
正月に使われることが多く、価格も上がってしまいますが
それを過ぎると価格も落ち着いてくるのでおすすめです。

マッシュルーム (伊:プラタイオーロ・仏:シャンピニオン)

マッシュルームの旬は11月
サラダやクリーム煮と料理には欠かせない食材の一つ、マッシュルームの旬は11月から。
世界で一番消費されているキノコだそうですよ!

リーキ (伊:ポッロ・仏:ポワロー)

11月が旬のポワロー
ネギのようなネギはネギと違って青い、食べるのは白い部分のみ。青い部分は食べません。
スープやサラダ、グリルと幅広く使うことが出来ます。

自然薯 (ヤマノイモ)

自然薯の旬は11月
11月中旬から旬の自然薯(ヤマノイモ)。
長芋より強い粘り気と豊かな風味、独特な味わいが特徴です。

生姜 (伊:ゼンゼロ・仏:ジャンジョンブル)

生姜の旬は11月
生姜には2種類あり、皮に覆われ中身が黄色をした通年で出回っている「根生姜」と、
夏に見かけることが出来る赤い根がついた「新生姜」があります。
そして実は生姜の旬は11月なのです。
ちなみに新生姜はガリの材料として知られています。

国産のアボカド (伊・仏:アボカド)

国産のアボカドの旬は11月
”森のバター”と言われるアボカド。
11月に旬を迎える国産のアボカドはキメが細かく、とてもクリーミーで希少価値も高いそうです!

秋茄子 (伊:メランザーナ・仏:オベルジーヌ)

秋ナスは嫁に食わすなと言われる11月が旬の秋茄子
「秋茄子は嫁に食わすな」と言われるほどの美味しさを持つ秋茄子。
身が引き締まり、旨味がギュッと詰まっています。

ビーツ (伊:バルバビエートラ・仏:ベトラーブ)

ビーツの旬は11月
「飲む天然輸血」と言われ、栄養価の高さが注目されているビーツ。
ウクライナの伝統料理と言われているポルシチで有名ですがサラダなどでもよく使われ、6月と11月が旬の食材です。

クワイ

11が旬のクワイ
縁起がいい食べ物としておせちにもよく使われるクワイ。
小さい物は使い勝手が良く少し高くなっているので、発注するときは大きめのものにするのがおすすめです。

次は旬の魚をご紹介。

11月が旬の魚介

イクラ・筋子 (伊:カヴィアーレ ロッソ・仏:ウフ ドュ ドモン)

イクラの旬は11月
イクラも筋子、どちらも鮭の卵です。
筋子は未成熟の卵なので粒も小さいので塊で流通し、
イクラは成熟した大きい卵なのでバラで流通しているんだとか。

天然うなぎ (伊:アングィッラ・仏:アンギーユ)

実は11月・12月が旬のうなぎ
土用の丑の日でよく食べるうなぎですが、天然のうなぎは冬眠に備える冬の時期が一番美味しくなるのはご存知だと思います。
ちなみに天然うなぎの代表として知られる「ニホンウナギ」は絶滅危惧種となってしまっているそう。

コノシロ (コハダの出世魚)

11月が旬のコノシロ
江戸前寿司でよく使われるコハダの出世魚です。
酢〆はもちろん、唐揚げにして餡をかけるのもおすすめです。

サバ (伊:マッカレッロ・仏:マクロー)

11月が旬の鯖を使った味噌煮
通年で味わえるサバですが、種類によって旬の時期が違うのはご存知ですか?
「ゴマサバ」は一年中同じ味を楽しめますが、「マサバ」は11月頃が旬。
「関サバ」も今の時期が旬の真っ只中です。

最後は果物のご紹介です!

秋が旬の果物

洋梨 (伊:ペーラ・仏:ポワール)

11月が旬の洋梨
「ラ・フランス」を中心に10種類以上ある洋梨。
コンポートやデザートで使うのはもちろん、主菜の付け合せにも使えます。

ゆず (伊・仏:ユズ)

11月は熟したゆずの旬
ゆずの旬は年に二回あり、夏の始めの青い実をしたゆずと、
秋から冬にかけての熟して黄色くなったものがあります。
柚子胡椒は主に青ゆずの皮から作られているそうです。

キウイ (伊・仏:キウイ)

国産のキウイは冬から春が旬
通年安定して供給されているキウイですが、日本産キウイの旬は11月から春先まで。
スーパーでもよく見かけるニュージーランド産のキウイは春から初夏が旬となっています。

おわりに

11月の旬の食材をご紹介しました。
ぜひお店で作るメニューの参考にしてみて下さい!

味の素レシピはこちらから

▶︎ 12月の旬の食材をまとめてみたよ。新メニュー・季節メニューの参考に!