以前紹介した、飲食業界で働くなら絶対に知っておきたい『QSC』。具体的にどううなことに気をつけたら良いのでしょうか?
飲食業界の売上はリピーター・常連の方が7割ほど占めるとも言われています。心地よいお店作りをして雰囲気を良くしたり、料理も美味しく料理しても接客がイマイチだとお客さまのリピート率が下がってしまいます。
そこで今回はお客さまが『QSC』のなかでも『S』の「接客」について考えてみたいと思います!
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お客さまを接客する時に気をつけておきたい7つのこと
①お店の中から外をじろじろ見てしまう
お店がまだ忙しくない時間帯だと、どうしても手持ち無沙汰になってしまいますよね。
そんな時に何気なく外を見るときもあると思います。しかしお客さまからすると、外をじろじろ見ている店員が居て入りにくい印象を与えてしまいます。それだけでなく「あんまり流行ってないお店なのかな?」と思われてしまうことも。
一度そういうイメージがついてしまうと「あのお店あんまり人気ないみたいだよ」と言うような噂が広まってしまいます。手が空いてしまっている時でも「フリ」でいいので、外からどう見られているかを考えながら何か作業をするようにしましょう。
②注文する時にこちらが話しているのに被せて発言してくる店員
お客さま「このセットの・・・」
店員「お飲み物はこちらからお選びください。」
お客さま「紅茶の・・・」
店員「アイスかホットお選び頂けます。」
ついつい忙しいとやってしまいがちですよね。しかし人は被せがちに話されるとイヤな気分になってしまいます。お客さまを接客する時はなるべくゆとりを持って対応しましょう。
③ホールにスタッフが1人もない。
お店が混み合わない時間帯、気が抜けてしまうこともあると思います。
しかしお客さまが呼びたい時にスタッフが居ないと、取れるはずだった注文を取ることができなくなってしまい、売上にも響いてしまいます。
お客さんが少ない時間でも、せめてお客さまの目の届くところに居れるようにしましょう。
④お通しを持ってきても料理名を言わない。
居酒屋などでは必ず提供するお通し。毎回説明することもあって説明を省略してしまった、なんてことありませんか?
見て分かるのもだったらいいかもしれませんが、中には食べ物アレルギーの方もいらっしゃいます。お通しも立派な料理の1つととして、自身を持ってお客さまに提供しましょう!
⑤持ってきた食事を無理やり置こうとする
特に今の時期のような忘年会シーズンにやってしまいがちなこちら。私もついついやってしまったことが何度かあります。
無理やり置こうとするとグラスが倒れたりと他のクレームにつながってしまいます。テーブルにスペースが無い時はお客さまにお願いしてお皿やグラスを空けてもらうようにしましょう!
⑥お客さんの前で店員を叱る店長や先輩店員
お店的には教育のつもりですが、言うまでもなくお客さんにとっては不快な光景です。もちろん時にはちゃんと叱ることも必要ですが、お客さmの見えるとことでするのは控えましょう。
お客さまにとっても叱ってる声や乱暴な言葉を耳にすると、なんだかこっちが怒られてるような気分になってしまいせっかくのお料理の味が台無しになってしまいます。
おわりに
今回は『QSC』の中でも『S』の接客について考えてもみました。
一人のスタッフさんの態度が、お店全体のイメージを左右してしまうこともあります。「自分のお店は大丈夫!」と思わずに、お店全体の接客態度をもう一度確認してみてください!