人口350万人を超える横浜市があり、都会的なイメージのある神奈川県。
名産品というと「崎陽軒のシウマイ」「中華街」「鳩サブレ」を思い浮かべる人も
多いと思いますが、実は農作物がたくさん採れる土地ってご存じですか?
その理由のひとつが「水」。
神奈川県は、じつは水資源がゆたかな場所なんです。
Table of Contents
水不足の心配が極めて少ないのは、関東で神奈川だけ
画像引用元:神奈川やまなみ五湖navi
関東地域の多くは利根川水系を水源としていて、神奈川を除く1都5県・2700万人余りが
利用しています。
それに対し、神奈川県は宮ヶ瀬湖・丹沢湖・相模湖・津久井湖という4つの“水がめ”が
あります。
これらはすべて県内にあり、すべての水を県民のために用いることができるので、
神奈川県では水不足への心配が極めて少なくなりました。
水資源がゆたかだから、野菜も肉もお酒も(!)おいしく出来上がるんですね〜。
さらにすごいのは秦野市。なんと水道水の70%以上が地下水
画像引用元:秦野市役所
秦野市は、神奈川の水源である丹沢湖がある場所にもかかわらず、丹沢湖の水が水道に
使われていません。
秦野盆地の地下は、丹沢山地から流れ込む雨水などを貯めておく「天然の水がめ」に
なっています。秦野市の水道水は、なんと約75%がこの地下水!
他の地域に水を供給しながら、みずからは地下水でまかなう。
水自給率(という言葉があるかは分かりませんが)が圧倒的に高いのは神奈川屈指です。
たくさんあります!神奈川の野菜・果物・肉・魚・お酒
野菜
画像引用元:神奈川県ホームページ
大根、キャベツ、かぶ、やまといも、さといも、こまつな、のらぼう菜、
ほうれんそう、ブロッコリー、レタス、ねぎ、たまねぎ、きゅうり、
かぼちゃ、なす、トマト、えだまめ、とうがん、自然薯 など
豆類、米、果実類
画像引用元:神奈川県ホームページ
だいず、米、ハウスみかん、みかん、湘南ゴールド、梅、なし、ぶどう、
すいか、キウイフルーツ、かき、くり、いちじく など
肉・魚
画像引用元:神奈川県ホームページ
牛肉(横浜ビーフ・湘南和牛など)、豚肉(あつぎ豚・やまゆりポークなど)、
松輪サバ、しらす、タコ、わかめ、ひじき など
ビール・日本酒
画像引用元:日本全国地ビール図鑑
■ビール
サンクトガーレン、横浜ビール、鎌倉ビール、丹沢のしずく、さがみビール、
湘南ビール、スプリングバレー、箱根ビール、足柄地ビール など
■日本酒
相模灘、巖乃泉、残草蓬萊、いづみ橋、盛升、菊勇、曽我の誉、箱根山、
松美酉、丹沢山、酒田錦、しらささつづみ、天青 など
なかでも海老名市の泉橋酒造さんは、酒米もすべて自社の畑で収穫!!
おわりに
いかがでしたでしょうか。
今後も神奈川県の魅力をお伝えしていきたいと思いますので、お楽しみに!