お店の英語メニュー、用意していますか?
一時期頻繁に耳にした、外国人観光客による「爆買い」。外国人旅行者が増え、一度にたくさんの買い物をしていくことが話題にもなりました。飲食店においても外国からのお客さまは増えているのではないでしょうか。
あと4年もすれば東京オリンピック・パラリンピックも開催。いま以上に海外からのお客さまが増え、英語メニューはどのお店にも必須になってくると思います。そこで今回は英語のメニュー作成について考えてみました!
目次
英語メニューを作成する理由は?
海外からのお客さまを対応するとき、こんなことが今まででありませんでしたか?
- 外国の方がメニューを見てもどんな料理か分からない
- 外国の方からの注文をスタッフが受けることが出来ない・注文漏れがある
このようなことが起きてしまうとせっかく来てくださったお客さまを逃してしまうのはもちろん、中にはトラブルの原因になってしまうこともあります。
英語メニューを作成することでお店の営業を円滑にするだけでなく、外国からのお客さまにも満足していただくことが出来ます。
英語メニューを作る時のポイントを6つご紹介。
なので英語メニューを作成するときにはただ料理名の名前を英語に訳すだけではなく、
- 外国のお客さまがメニューを見てどんな料理か分かる
- 外国のお客さまからの注文を、スタッフが簡単に受けることが出来る
ような英語メニューにする必要があります。しかしそう言われてもどんなことに気をつければいいか分からない方が多いと思います。
そこで、外国の方でもどんなメニューかが分かりやすく、注文も受けやすいような英語メニュー作成のポイントをご紹介します!
1 写真は必ず掲載する。
英語メニューの場合、写真はなるべく使いましょう。メニューに写真を載せると安っぽくなってしまうと考える経営者の方もいらっしゃるかと思います。
しかし海外の方がどんなメニューかを分かるようにするためにも写真を載せることをおすすめします。写真を乗せれば「思ってたのと違った」というクレームを減らすことも出来ます。
2 説明文は外国の方が分かるような書き方を。
写真はもちろん、メニュー名のほかに、その料理の簡単な説明文を入れましょう。万が一、メニューと写真でどんな料理かイマイチ分からなくても、説明文に食材や調理法を記載すればお客さまにもどんな料理か分かってもらえます。
3 食べ方も必要があれば書く。
「こうして食べてほしい!」「こうして食べるともっと美味しくなる!」という料理には食べ方も書くと親切です。
4 原材料も記載を。
好き嫌いやアレルギーはもちろん、宗教上の理由で特定の食材を食べることが出来ない方もいらっしゃいます。
特に宗教上の理由で食べることが出来ない食材を提供してしまうとトラブルの原因に。使用した食材を絵で伝えることが出来る”食材ピクトグラム”を利用して原材料の記載をすることをオススメします。
5 注文しやすいように番号を。
注文をスムースに行うなら番号やアルファベットなどもメニューに記載したいです。お客さまもスタッフも円滑な注文のやり取りをすることが出来ます。
6 メニューを厳選してしまう。
また、全部のメニューに写真を入れて説明まで入れるとかなりの手間になってしまうお店もあると思います。
なので英語メニューを作るときにはある程度メニューを絞って案内してしまいましょう。もちろん他のお客さまが食べているものを食べて「あれが食べたい」と言われたら対応しましょう。
英語メニューを作成する時に使いたいサービスを4つご紹介!
それでは実際に「メニュー名を英語に変える!」となった時に参考にしたいサービスを5つご紹介します。
グーグル翻訳
まずは翻訳の定番(?)のグーグル翻訳。最近ではグーグル翻訳の精度が向上したと話題にもなりました。
しかしまだメニュー名の翻訳として使うのは難しく、食材の英語名を調べる時に利用できます。また、食材を英語にしたい時の変え方としては”カタカナ”表記をするスムーズに翻訳できます。
東京都多言語メニュー作成支援ウェブサイト
東京都内で営業している飲食店に限定されてしまいますが、東京都が提供している英語メニュー作成サービスを受けることが出来ます。
またこちらから英語メニューを作成すると「外国語メニューがある飲食店検索サイト」にお店を掲載することが出来るのもポイントです。
メニュー英語表記例データベース
「メニュー英語表記例データベース」ではサイト内でキーワードを検索することによって、登録された英語メニューを確認することが出来ます。そして20項目までなら未掲載英語メニューの翻訳を受け付けているのもおすすめポイント。
英語メニュー作成ガイド
「英語メニュー作成ガイド」では調理方法・食材の翻訳一覧だけでなく、英語メニュー作成のアドバイスや書き換え表現などを確認することが出来ます。
SmartMenu
最後にご紹介するのが「SmartMenu」です。こちらはタブレットを利用してメニューを英語に自動翻訳することが出来ます。
基本的には無料で使用することも出来ますが、1文字5円程度で行うサービスでは翻訳の質を向上させることが出来ます。
終わりに
英語メニューを作成する時に気をつけておきたいことと使えるサービスをご紹介しました。これからどんどん増えてくる外国人のお客さまに向けて英語メニューを用意しましょう!
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