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GoToEatキャンペーンとは。
「Go To Eat キャンペーン」は、新型コロナウイルス感染症の予防対策に取り組む飲食店と食材を供給する農林漁業者を官民一体で応援するキャンペーンです。
スタートから約1ヶ月。様々な情報が公開されていますが、改めて「飲食店にとってのGoToEatキャンペーン」について説明します。
具体的にGoToEatとは・・・
・「Go To Eat キャンペーン」に参加した飲食店にお客様が予約のうえ来店すると、飲食店で利用できる「ポイント」がお客様に還元されます
・お客様はその「ポイント」を飲食店での支払いに使えます。
・お店で支払いに使われた「ポイント」は、後日お店にポイント同等額が入金されます。
その期間は・・・
キャンペーン期間:
(ポイント付与)2020年10月1日〜2021年1月31日
(ポイント使用)2020年10月1日〜2021年3月31日
予約の上来店したお客様がポイントを「もらえる」期間と「使える」期間が異なるので、注意が必要です。
飲食店にとっての導入メリットは?
来店されるお客様からすると、来店時にオンラインから予約をするだけでポイントがたまり、まとまったポイントを一度に使うこともできる「GoToEat」は、飲食店に行くきっかけになるとされています。
貯めたポイントを一気に使える。となれば、お客様からみたらその際の飲食代は実質無料。
小出しに使って、毎回の飲食代を安くする。という使い方もできるので、より気軽に外食をする動機となるのです。
とはいえ、分かりにくいのも事実
「GoToEat」のポイント発行やポイント分の入金などを行なっている「事業者」というのが複数り、それぞれの事業者で利用条件が異なるというのも、導入を複雑にしている部分かもしれません。
「良くわからないから言われた通りに導入したけど、別の事業者の方がいいじゃん」といったことも発生しているかも。
すでに導入されている方も、現在利用している事業者よりも条件の良いものがあれば、事業者の切り替えを行なう検討をしましょう。
事業者によってはコストが発生している
「GoToEat」に飲食店が参加する事と、ポイントの入金に関しては手数料は発生しません。
しかし、場合により実質費用が発生してしまうことに注意が必要です。
それは、「機能使用料」と「送客手数料」。
以前から対象となるグルメサイトを有償利用しているなら気にならないかもしれませんが、「GoToEatポイント」はオンラインの予約機能から予約される事が前提です。
つまり、予約機能を利用するために料金が発生する場合があります。
また、予約を受け付けた際に、人数に応じて発生する「送客手数料」も、予約人数によっては負担となってくるかもしれません。
これらの「予約サービスを利用するための費用」はGoToポイントの還元には考慮されないのです。
例えば、、、ですが、
10人組のお客様が予約→「システム使用料」と「送客手数料が10人分」発生します。
まだ来店されれば良いのですが、ポイント目的の利用者が増えると、「ノーショー」も増える可能性があります。
10人組のお客様が予約→「システム使用料」と「送客手数料が10人分発生」
ノーショー発生→使用料と手数料だけが発生
こんな事態も考えられますし、農林水産省や事業者側も色々対策はしていますが、ルールの穴をつくように実際に同様の問題が起こっています。
飲食店が実質無料でGoToEatキャンペーンに参加する方法
「使用料」も「手数料」も一切かからない事業者を探そう。
全ての事業者のサービスを詳細に調べる事ができないので、分かる範囲でのお話となりますが、「FTP(Food Tech Partner)」では、
・favy予約
・トレタかんたん予約ウェブ予約
を使用する飲食店であれば、無料でGoToEatキャンペーンに参加できます。
この2つの予約システムは、基本機能は無料、予約時の送客手数料も発生しません。
(機能を強化していくと費用が発生する場合があります。)
すでに他の事業者でGoToEatに参加している場合でも、切り替えは可能です。
切り替えたい事業者に相談してみてください。
GoToEatに参加すれば良い。という訳ではない
多くの飲食店が参加している「GoToEatキャンペーン」ですから、単に「GoToEatに参加すれば来店喚起ができる」訳ではありません。
キャンペーンポスターやチラシなどの店頭ツール(農林水産省から送付されます)の掲示や、「次回はポイント使いに来てください!」などのお客様への呼びかけを丁寧に行う事が、来店喚起となります。
「GoToEatについて、改めて、よく分から無いことがある」など疑問がある場合には、事業者が公開している「よくある質問FAQ」や、直接の問い合わせで、疑問を解決しましょう。
参考
GoToEat飲食店様向けのよくある質問FTP(Food Tech Partner)
上手にGoToEatを利用して、効果的な来店喚起を
GoToEatポイントについて、実際に使われている現場では様々な意見があるのは事実。
しかし、お客様へのポイント付与は、システムの開発やポイントの現金化など、お店単体で実施しようとすると様々なコストが発生してしまいます。
GoToEatキャンペーンでは、その辺りの費用を農林水産省が負担することで、飲食店としては手軽にポイントの発行や利用ができるようになるため、手軽に始められる事はメリットとして大きいのではないでしょうか。