訪日外国人の方のために「英語版メニュー」を用意している飲食店がだいぶ増えましたね。
インバウンドの勢いも戻りつつあり、日本の食事を海外からの旅行者にアピールできる機会が再来しました。
今回は、飲食店向けの英語表記のメニューを作成する方法、おすすめのツールなどをご紹介します。
Table of Contents
英語表記メニューがあると海外の方への接客がグッとスムーズに!
海外の方を接客するとき、食材の説明や料理の量などメニューについて詳しくお伝えしないといけない場面がありますよね。
英語が得意であれば口頭で説明できますが、応用の効く英語を話すのはなかなか難しいことです。
しかし意思疎通がうまくできないと、オーダーミスなどのトラブルが起きてしまう可能性もあります。
また、せっかく海外から訪れてくれたのですから、お店とっておきの料理でもてなしたい……ですよね!
わかりやすい英語表記メニューを作るコツをご紹介!
海外の方向けに英語表記メニューを作成するときは、英語訳を掲載するほかにも工夫を凝らしてみましょう。
英語表記メニューがきちんと整っていれば、どのスタッフがシフトインしていても焦らず接客することができます。
- 写真も掲載する
- 食材・調理方法の具体的な説明を入れる
- 食べ方もお伝えする
- 原材料の説明を詳しく入れる
- メニューに番号をつけて注文しやすくする
- 料理を厳選してしまうのもテ
写真も掲載する
英語表記メニューには、なるべく料理の写真を載せるのをおすすめします。
異国の料理を文字だけでイメージするのは難しいことです。「思ってたのと違った」とがっかりさせてしまわないように、なるべく美味しそうな提供料理の写真を用意してみましょう。
食材・調理方法の具体的な説明を入れる
メニュー名だけではどんな料理か想像しにくいこともあります。そんな時は、料理の説明文を入れてあげると親切。
とくによく質問される「食材」「調理方法」などは、英語表記メニューに組み込んでおくと接客もスムーズに行えます。
食べ方もお伝えする
例えば、お客様が一手間加えることで完成する料理や、「こうして食べるともっと美味しくなる!」という料理には、食べ方を記載しておきましょう。
さらに「わからない場合はスタッフが見本を見せます」などと書いておくと、安心してもらえるかもしれませんね。
原材料の説明を詳しく入れる
好き嫌いやアレルギーのほかにも、宗教上の理由で特定の食材を避ける必要のある方もいます。
料理に使用している食材を絵で伝えられる「食材ピクトグラム」などを利用して、直感的にわかるように原材料をお伝えできるといいですね。
メニューに番号をつけて注文しやすくする
初めて見かける異国の料理名、きっと上手に発音できない方もいらっしゃいます。
料理名の頭に番号やアルファベットなど記載して、簡単に注文できるようにしてあげるのもおすすめです。
料理を厳選してしまうのもテ
通常の日本語メニューに比べて、記載する情報が多すぎる場合、おすすめメニューや海外の方に人気の料理に厳選して英語メニューを編集するのも方法です。
英語メニュー作成に便利なサービスをご紹介!
翻訳サービスから、作成代行サービスまで、飲食店の「英語メニュー」作成に便利なサービスをご紹介します。
グーグル翻訳
定番とも言える「グーグル翻訳」。最近は翻訳精度が向上したと話題になりました。
食材や料理名など、単語を検索するのにおすすめのサービスです。
外部リンク:Google翻訳
deepl翻訳
長文の翻訳をする際に便利なのが「deepl翻訳」。
翻訳した文を再度日本語に翻訳してみると、さらに細かい修正がしやすくおすすめです。
外部リンク:deepl翻訳
東京都多言語メニュー作成支援ウェブサイト
東京都内で営業している飲食店は、東京都が提供する「英語メニュー作成サービス」を受けられます。
また、こちらから英語メニューを作ると、「外国語メニューがある飲食店検索サイト」にお店を掲載できるのも嬉しいポイントです。
外部リンク:東京都 多言語メニュー作成支援ウェブサイト
英語メニューを用意して海外のお客様をおもてなししよう
英語メニュー作る際のポイント、便利なサービスをご紹介しました。
これからもどんどん増えてくるであろうインバウンドのお客様に向けて、英語メニューを用意してみましょう!
▶︎ 外国人客が来たらどうする? 飲食店の接客やメニューに使える英単語まとめ
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