若者の「酒離れ」が進んでいます。
以前より「車離れ」や「新聞離れ」など、若者の「〇〇離れ」がたびたび話題になっていました。
そんな中、ワイン情報サイト・バザールでは「お酒を飲む頻度」について調査結果を発表。
なんとその調査結果によると、20代男性の40%近くが月に一度もお酒を飲まないんだとか。
飲食店にとってもドリンクでの売上はなかなかあなどれません。
そこで今回は、飲食店で考えておきたい「若者の酒離れ」と「ノンアルコール飲料」について考えてみました!
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20代の40%が「お酒NG」!
ワイン情報サイト・ワインバザールが行った「お酒を飲む頻度」の調査結果によると、20代の”お酒を全く飲まない”と言う回答が27%。
”ほどんど飲まない”という17%の方と合わせると20代の40%近くが「お酒NG」(”ほとんど飲まない人”と”全く飲まない人”の総数)という調査結果に!
以前から「若者の酒離れ」が言われていましたが、予想以上に「酒離れ」が進んでいました。
約40%もの若者が「お酒NG」ということで、Facebookでもかなりの反響がありました。
お酒を飲まない理由は単純だった!
若者がお酒を飲まなくなった原因は複数考えられます。
- お金がないから
- お酒を飲む、以外の娯楽が増えたから
- 味が苦手
このような理由はもちろんありますが、一番の理由は単純にお酒が弱いからという方が多いようです。
私の周りには自称酒弱い奴がかなりいる
— あかり (@spire3226) 2016年11月14日
献血のアルコール消毒で肌真っ赤になってスタッフの人に「飲み会は行かない方がいい」って言われるくらいには弱いらしい
— あオ (@aoblueoa) 2016年11月13日
チェーンの居酒屋いくとさあ、お酒と一緒に水くれっていってもくれへんときあるやん
あれアルコール弱い人には辛いんだよね…
うちだけなんか変かなあっておもって頼まんときとか酒飲みきってから頼むんだけどそれだと遅いんだよね— 糸冬さん@いと (@KanAILilieBorn) 2016年11月13日
”お酒が弱い”だからノンアルコール飲料がヒットした?!
出典:フーズチャンネル
お酒を飲まない方にも「お金がない」「味が苦手」様々な理由があります。
しかし2009年に発売されたアルコール分0.00%のノンアルコール飲料「キリンフリー」が登場してから、ノンアルコール飲料の売上は右肩上がりに。
今まで”お酒を飲みたくても飲めなかった方”たちが積極的にノンアルコール飲料を嗜んでいることが伺えます。
ノンアルコール飲料はブームから定番に!
近年では、ビールだけでなく日本酒・梅酒・ワインなど様々なノンアルコール飲料が提供されています。
また、ノンアルコール飲料が発売された当時より味も美味しくなりました。
最近では純粋にノンアルコール飲料を楽しむという方もいらっしゃるほど!
ノンアルコールビール普通に美味しいと思ってしまったしぷよりたいけど酒っぽいの飲みたい時また買おう
— reoru (@reoru_puyo29) 2016年10月25日
アルコール入りの梅酒ソーダ飲むよりノンアルコールのウメッシュ飲むほうが美味しいことに気がついた
— akitacobot (@sio_konb) 2016年10月23日
飲食店でもノンアルコール飲料の導入を!
飲食店の売上に大きな貢献をしてくれるアルコール飲料。
ですが「若者の酒離れ」も進んでいるため、アルコール飲料で売上を作るのも今以上に難しくなってきそうです。
かつてノンアルコール飲料を取り入れた飲食店は、ドライバーや妊婦さんなど”お酒を飲むことが出来ない”方たちに向けて導入していました。
しかし最近では「酒離れ」も進み、”お酒を飲まない”方たちもノンアルコール飲料を注文する方が増えてきました。
なので今まで提供していたソフトドリンクに加え、”お酒を飲まない”方たちに向けてノンアルコール飲料をメニューに載せれば今までお酒が苦手だった方たちにも売上につながるアプローチをすることが出来ます。