飲食店のオーナー様の多くは”どうやってバイトを教育すればいいんだ!?”と頭を悩ませていることと思います。
そこで、今回から飲食店アルバイト経験5年の私がリサーチした情報と、私自身がバイトとして得た経験や、後輩を育成したりしてきた実体験をもとに「スーパーアルバイトスタッフ」を育てるためのコツを紹介してきたいと思います。
それでは第一弾、「採用編」スタートです!!!
目次
採用こそアルバイト育成のファーストステップ
いきなり採用と言われ
「え、採用!?育成と関係ないんじゃないの?!」
と思うかもしれません。
しかし実はアルバイトスタッフの育成は採用の段階から始まっている、といっても過言ではないんです!
確かに、どんな人材でも短期間で確実に成長させることができる人にとっては、アルバイトの採用はそこまで気にするポイントではないかも知れません。
でも現実的に考えて、色々な人たちを同じように育成することは難しいですよね・・・?なのでまずは、採用の段階から魅力的な人を採ることを意識しましょう!
社員ではなく例えアルバイトでも採用した時点である程度魅力的な人であれば、より育成にかかる資産も少なくて済みます。
アルバイト採用のときに気にするポイントは?
アルバイトを採用するときに気にするべきポイントはたった2つしかありません。
- お店にマッチした人材が採用できるか?
- 素直さ、責任感を兼ね備えているか?
この2点です。この2つを押さえたアルバイトの採用が出来ているかどうか大切です!
経験者であるかどうかということももちろん大切ですが、正社員よりも間単に応募できる「アルバイト」はこういう部分を甘く見てしまうと、責任感のないスタッフにはすぐに辞められてしまいます。
「でも、どうやってそんなところを見抜けばいいの??」
そういう疑問を持った方もいらっしゃると思います。次からこの2点についての細かい説明と、見抜きやすくなる簡単な方法をご紹介したいと思います。
①お店にマッチした人が採用できるか?
これは言わずもがなではないでしょうか。
たとえば「そもそも飲食店の仕事に興味を持っているか?」とか、「既存のスタッフ(バイト、社員含む)と仲良くやっていけそうか?」とかですね。たとえ能力が高くても、雰囲気や空気感がまったく合わなければ、お互いにとって決してハッピーではありません!
いわゆる入社後のギャップが無いように、面接でいろんな質問をしてコミュニケーションをとってその人の雰囲気を把握しましょう。
②素直さ、責任感を持っている人か?
やっぱり「素直で、責任感がつよい」人って言うのはとても大切です。これは私の実体験からも言えるのですが、
- 頭はいいけど、素直に人の言うことを聞かない他責思考の後輩
- ちょっと抜けた所もあるけれど、素直で自責思考の後輩
こんな2人のスタッフがいたら、最終的に伸びるのは後者です!!
人の言うことを素直に聞き入れて、自分事として考えられる人の方がやっぱり成長も早いですし、何よりお客様にとっても周りのみんなにとっても良い影響を与えてくれます!
なので、ぜひここは抑えておきたいポイントです。
とは言っても見抜くのが結構難しいんですよね。アルバイトの面接のような短時間では余計に見抜くことが難しくなってしまいます。
そこで、次は短い時間でも相手の”人となり”を少しでも知ることが出来る方法をご紹介します!
SNSでその人のパーソナリティを覗いちゃおう!!!
そうです、その人がどんな人かイマイチわからなければその人のFacebookやtwitterを見てみるのもひとつの手です。
その中を見てみれば、写真や友人の投稿、「いいね!」などから「どんなことに興味があるのか?どんなキャラクターなのか?」ということなど、面接だけではわからなかったその人の内面がわかります!
とはいえ、「なんだか覗き見しているみたいでちょっと・・・」というふうに、抵抗がある方もいらっしゃると思います。そんな時に行いたいのが「食事面談」です。
食事面談って?
食事面談とはその名の通り、一緒に食事をしながら面談を行うことです。この食事面談、候補者のありのままの姿を見ることが出来ることから、様々な企業で取り入れられるようになってきました。
飲食店での面接は休憩時間に行うことがほとんどだと思います。なので面談を終えたら、他のスタッフと一緒に「まかない面談」なんて取り入れてみるのも面白いかもしれませんね!
おわりに
今回はスーパーアルバイトスタッフを育てるための「採用方法」について考えてみました。
スタッフの採用には何よりその子の”人となり”が大切です。
面接ではなかなか判断しにくい部分ではありますが、面接方法を工夫するなどしてあなたのお店に適したスタッフの採用を行って下さい!