これで単価アップ!?飲食店でも使いたい、料理の魅力を簡単に伝えられる「POP」とは?

突然ですが、皆さんのお店ではPOPって使っていますか?

「一応なんとなく使っている。」とい方もいらっしゃれば

「存在は知っているけど、面倒だしイマイチ使う意味がわからない!」という人も中には意外といらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方々に、本日は改めて飲食店が使うべきPOPの意味と、その役割を簡単にご紹介していきたいと思います!

1.POPとは?

まずは簡単に、POPについておさらいしておきましょう。

POPは、紙を広告媒体としてその上に商品名と価格、またはキャッチコピーや説明文、イラストだけを手描きしたものであり、数ある広告媒体の中でも単純なツールの一つである。しかし、POPは個性的な店の雰囲気を作り上げる力があり、POP一つでその商品、ひいては店舗の売上を左右するとまで言われるほど、実に優れた力を持っている。(Wikipediaより)

つまり、(メニュー表などとは別に)主に紙を使ってお店の商品や価格、
その他に商品についてより深く知ることができるお客様向けの情報を盛り込んだ広告です。

(こんなやつです↓)

飲食店ではレジ前に置いてあったり壁などに貼られていることも多いので、みなさんも一度は見たことがあるのではないでしょうか?

「冷やし中華はじめました」のような”アレ”がPOPです。

2.POPのメリット、簡単な使い方(何を伝えるか)


POPの意味について理解したところで、
今度は「なぜ使った方がいいのか?」「使ったらどんないいことがあるか?」

というPOPを使うメリットと、実際にどんなことを表記すればいいのか、について説明していきたいと思います。

①買う(頼む、食べる)理由をお客様に教えてあげることができる!

POPの使うことの最大のメリットは「買う(頼む、食べる)理由をお客様に教えてあげることができる!」ということです。

お店で提供しているメニューの種類と名前、値段や写真などはメニュー表などに記載されていることが多いと思います。

でも、初めてお店に訪れたお客様の場合は特に
それだけの情報では「何を食べようか?」ということをなかなか決めることができません。かといって、毎回すべてのお客様に各メニューについての説明をするわけにもいきませんよね?

そこでPOPを使ってメニューについての材料の産地や種類、こだわりなどを伝えることで、お客様に「何を食べるべきか!?」を教えてあげることにつながっていきます。

少し大げさに言えば、POPはお客様に勝手に接客してくれるような効果を生み出すことができるんです。

つまり、POPをうまく使うことでより簡単にお客様が知りたい情報を知らせることができます。売り上げを上げたり、より沢山の人を集客することも期待出来ます!

②POPの使い方(何を伝えるべきか?)

次にPOPの使い方、特に「何を書けばいいのか?」ということを説明していきます。もう勘が鋭い方は、お気づきかもしれませんが、①の内容に大きなヒントが隠されています。

そうです。POPはお客様に接客してくれるんです!

と言うことは、ただメニュー名や値段を書いただけのPOPではメニュー表と同じ内容なので、効果が半減ですよね?

なのでぜひ、一言でよいのでメニューの説明や、こだわりの原材料、スタッフのおすすめコメント・・・・といったようなメニューからは知ることのできない情報を書いてみることを意識してみましょう!

そうすることで今まではあまり伝えることのできなかった、メニューそれぞれの魅力を存分に伝えることができるはずです!

まとめ

今回は意外と知らなかったり、使い方がイマイチわからない人も多いPOPについてその役割やどんなことを書けばいいのかを説明しました。

この機会に少しずつお店の中でPOPをうまく使い、お店に訪れるお客さんを増やしたり、様々なメニューを沢山の人に食べてもらえるようなもっと素敵なお店作りを目指してみてください!

※当記事は、2014年7月7日に公開された「お店の料理の魅力を簡単に伝えることができる「POP」とは?」のタイトル・内容を一部編集したものです。